遠くて近い人。。

「ボクがBCRに加入した当時、
まだショービジネスなんて全くわからない子供だったよ。
でもさ、歌うのが大好きだったし絶対成功させたい!って強い希望はあったんだ。
入った当時は、レコードは売れなくて、メンバーも元気ないし、借金が沢山!
その日の紅茶飲むお金だって困ったもんさ。
ツアーやってもホテルに泊まれないから皆でバンの中で寝たりね。
だけど、ボクはしみったれたお葬式みたいな顔は嫌だった!
無理に笑って写真とるのも嫌いだけどね。
とにかく楽しかったよ!
だって、BCRが大好きだったから!」

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そんなレスの声が聞こえて来そうな、屈託の無い明るい笑顔。
親しみやすくて、お茶目で、そして本当は傷つきやすく繊細。。

で大成功したのは、
1973年にレス李ーが加入して1978年に脱退するまでの5年間。
それ以降は、グッと人気も減り、そのうち残ったメンバーも解散。。
ソロ活動で日本で支持されたレス李ーは、
ちょっとメイクなんぞして中性っぽい感じに売り出し。。
あの独特の愛嬌ある笑顔が少なくなってしまいました。
(当時はよく知りませんでしたが、写真で見る限り)

「嫌いなもの・・・?
細いズボンと、暴力。」

とBCR時代言っていた彼は、
細い・・を通り越して、ボディータイツみたいなコスチュームを纏い、
カメラを見据えるポーズも、どこか痛々しく思えます。
BCRと離れた寂しさがどこか伝わってしまうのは、考えすぎかな?
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また、持論ですが、
「自分の色気を意識していない方が色っぽい」の典型かも。。
どんなセクシーポーズより
BCR時代の、
ぴょんぴょん跳びはねるマリオネットみたいな振りや、
溌剌としたフレンドリーな笑顔、
時に感傷的な心を隠せない陰り、
そして何より独特の甘い歌声がキュートで
心地よくシンプルな色気が放出されていた。。と思います。


時は流れ・・・・・・・・・アナログからデジタルへ・・・

メカが大好きなのに、アナログな懐かしい香りのレスリー・・・・

彼は今も、ずっと歌を歌い続けています。
いつでも、いつの時代でも、レスリーはレスリー。

隙も、いい加減さも、弱さもある、人間くさいアナログ男。。

「ボクは孤独だけど、人好きなんだ。」

そう言っていた彼は今、53歳。
平坦でない道のりを、ずっと歩んでいたんだね。。

色んな困難があって、優等生ではない味が備わって
一見、渋い中年・・??
いや、やっぱり可愛くて
危なっかしさが残るアナログな人間です。

だから、遠くて近い人。。

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by mokkori_mattari | 2009-07-01 22:50 | B・C・R
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