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「やさしく歌って」で思う・・・弱肉強食。

ロリ・リーバーマン・・・・・・・・・・??
と言ってもピンと来る人はあまりいないかも・・・
私も昨日まで知らなかったし・・
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70年代、ロバータ・フラックが歌い大ヒット、グラミー賞に輝いた
『やさしく歌って』・・・・名曲ですね~~~☆

これの元歌を歌っていたフォークシンガーが、上の画像の
ロリ・リーバーマンです。
昨日TVで、ロバータ・フラックの特集番組を何気なく観ていたら
この歌をある日飛行機の中で聴いた彼女、すぐ自分の歌としてアレンジしたとか。
一流ジャズミュージシャンと共に、レコーディングして大ヒット!!




で、ちょっと気にいらなかったことがあったのら。







カバー曲でグラミー賞もらえるんだ・・・・
というのも初めて知った無知な人間ですが・・

「元々この歌は誰かに作られた歌で・・」とか
ある女の子が歌ってて・・」
と、”ロリの存在なんてあまり知らないわ”
的なロバータの発言が・・・気に食わんかった!
なんか、偉そうなんだよな~~~><

確かにアメリカのショウビジネスは弱肉強食!?
ヒットした者勝ち!
才能とチャンスと、人を押しのけるぐらいの心臓を持っていなくては
とても成功できないだろうね。。
だども・・・
やっぱり元の歌を歌ったロリさんには、もう少し敬意を表してもいいんじゃないかな~?
だって彼女は、無名時代のギルバート・オサリバンが歌う歌に
「まるで自分の手紙を覗かれたような衝撃」を受けて
それを歌詞にしたものなんですから。(アレンジはしてもらったけど)
だからロリの歌う『やさしく歌って』は鳥肌もんの魂が感じられ、
素朴なフォークギターと、アルトの声で、
サラリとしていながら、むせぶような郷愁があります。
ロバータ・フラックは、それを高級なアダルトのジャズにして素晴らしい。
でも、私は、影に隠れたロリの、
小さなクラブの片隅で感動に胸打たれる少女の歌に強く惹かれました。
歌、一曲にも、いろんなドラマがあり、弱肉強食を思わせる逸話でした。

『やさしく歌って』
これを聴くと、ヒュー様の『アバウト・ア・ボーイ』を思い出します@
ヒュー様と少年がこれを歌うシーンの可笑しさ、胸きゅ~~ん!!
やっぱりイイ曲だにゃ~~060.gif

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『やさしく歌って』

いい歌を歌うって聞いたの
独自のスタイルを持ってるって聞いて
だから私は彼を観に来て
しばらく聴こうと思った
そして彼はいた このヤング・ボーイは
見ず知らずの人だった

☆私の痛みを かき鳴らしてる 彼の指
私の人生を歌ってる 彼の言葉
私を優しく昇天させる 彼の歌
私を優しく昇天させる 彼の歌
私の全人生を語ってる 彼の言葉
私を優しく昇天させる... 彼の歌...

ほてって顔が真っ赤になるのを感じた
まわりに大勢の人がいるのに
彼が私の手紙を見つけて
ひとつずつ大きな声で読み上げるように感じた
私は祈った 彼が止めてしまうように
でも彼はただずっと続けていたの

☆くりかえし

彼は歌った まるで私を知ってるかのように
私の深い絶望すべてを
そして彼の視線はまっすぐ私を通り抜けた
まるで私は居ないかのようね
そして彼はただ歌い続けていた
はっきりと力強く歌っていたの

☆くりかえし
by mokkori_mattari | 2009-10-12 20:46 | 音楽