『トゥルー・グリット』

一昨日、新宿で映画を観ました。
ジョン・ウェインがオスカーを受賞した「勇気ある追跡」のオリジナル原作を、
「ノーカントリー」のジョエル&イーサン・コーエンが新たに映画化。
父親を殺された少女が、二人の男と共に犯人を追う姿を描く映画・・・・・・・
『トゥルー・グリット』です。
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こちらは1969年の『勇気ある追跡』
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出演は
「クレイジー・ハート」のジェフ・ブリッジス、
「グリーン・ゾーン」のマット・デイモン
「ブッシュ」のジョシュ・ブローリン
本作が映画初出演となるヘイリー・スタインフェルドなど。





<感想>

ええっと・・・・全然期待していず、前知識もなく観たのですが、
最初の30分くらい、少女役の態度や演技、セリフの多さに感情移入できませんでした~
だって、お金についてや法律について、あまりにしっかり分かっている14歳なんですもん!
いたってクールで、父親を殺された娘とは思えない。
これって原作や旧作ではどうなんだろう?
『勇気ある追跡』をぜひとも観たくなりました。
少女役のヘイリーちゃんは今年度のアカデミー主演女優賞候補なんだ・・・・
昔『ペーパームーン』で、テイタム・オニールがアカデミー取ったけど、
あの魅惑的な生意気娘には及ばないな~この少女・・・

で、凄い腕利きガンマンのジェフ・ブリッジズですが、
片目眼帯+髭もじゃ+帽子・・・・・・見えてる片目は極細・・
これじゃ~顔がわかんないよ!
でも体中から「いざとなったら頼れるオーラ」は放ってました。
声は、痰が絡んだような低音で、ちょっと苦手@@@
演技は上手いんだけど、華が無い・・・・いまいち。
これ、ジョン・ウェインで観たいなあ~~~と思ってしまいます。
ウェインは演技が上手くありません。。が、
「出ているだけで絵になる」「西部劇になる」っていう稀有な存在でしょうか。
とにかく「男くっさい華」がありました。
コーエン兄弟は、人間描写を乾いて表現するタイプで、淡白。
叙情性よりも、どこかグロっぽいものを楽しんで撮っているみたい。
たとえば、手をナイフで切ったり、歯が折れたり・・・イタタタ・・・・・
残酷シーンは、好きなのかな?それほどしつこくはないけどね。。
あと、死体の撮り方とかは独特です。
ガンシーンはちょっと物足りないけどなあ~
う~~ん・・これは好みの問題でしょう。
少女とガンマンの心の通い合いが淡白すぎて、感情移入はやっぱり出来ませんでした。


でも意外に良かったのはマット・デイモン。
いつの間にか、結構良い役者になってて、童顔もあまり気にならず
というか、髭で誤魔化してた??
堂々と、当時の西部男になり切ってました。
新しい彼の一面を観たようで、ちょっと嬉しかったな。

映画そのものは、何も頭を使わず観られる娯楽作品なので、
かなり楽しめます。
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by mokkori_mattari | 2011-04-28 10:07 | 映画・演劇
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